みなさんはボラとカタボシイワシを知っているでしょうか?
これらの魚は釣り人からは嫌われている種の魚に当たります。そんな彼らのイメージを少しでも覆せるよう今回はボラとカタボシイワシを干物にしてみました。
そもそもこの二種類はなぜ嫌われているのか?
ボラ:夏場は特に泥臭く、釣れてもリリースか堤防に捨てられるケースが多い。
カタボシイワシ:近年の温暖化により本来生息していた南部から本州に現れ、漁獲量が増え続けている。しかし、調理方法が確立していないため市場では歓迎されない。
材料
- 魚(ボラもしくはカタボシイワシ)
- 海水の二倍にあたる塩水(8パーセント程度)
調理方法
①包丁は背骨から入れて半開きにする。
②用意した塩水に40分ほどつける。この際、魚の全体が水につかることと、容器内の魚に均等につかることを意識する。
③虫の入らない専用のかごで干す。一夜干し程度(8時間ほど)がおすすめ。下のようなかごは百均で入手可能。
④干しあがった干物をお好みの焼き色がつくまでグリルで焼く。
10分ほど焼いたとき↑
感想
どちらも脂が乗っていて、うまみが引き立つ味だった。身も柔らかく非常に食べやすい。干しすぎると硬くなって塩辛くなるため注意が必要であることも分かった。